私たちは「堺学」(堺市の伝統地場産業を学ぶ授業)で「包丁」と「線香」を作っている。
東日本大震災の被害により、家庭科で使用する「包丁」が流されて困っているというお話を聞いて以来「包丁」と「線香」を寄贈し続けている。
被災地支援活動を通して、「防災」について考えた時、有事に備えることはもちろん大切だが、並行して自然災害を減らすことも重要だと気づいた。
そこで、自然災害が多発している昨今、地球温暖化防止のために、「ぼうさい」のことを考え、「バイオディーゼル発電機」と「プラスチックゴミ油化装置」を製作した。
また、コロナ禍において、「ものづくり」の技術を活かして社会を元気にする「啓発プロジェクト」を立ち上げ、様々な「啓発キャンペーン」を企画して、「啓発グッズ」を製作した。
活動の結果、地域の方と「防災・減災」について話す機会も増え、地域全体の「ぼうさい」に対する意識がかなり高まった。