京都で唯一、防災のカリキュラムを取り入れたクラスとして様々な活動をしている。今年度は京都という地域性をどのようにして活かすかをテーマに『歴史防災教訓学』と題し、2年間の学習活動を通して、郷土の興味・関心をもち、歴史都市京都を未来につなげる担い手の育成を目指す。また、水害や火災など脆弱な京都がどのような被害を受けてきたか、また先人がどのようにして復興を遂げたのかを学び、京都の歴史から私たちが防災意識の高揚のために何を教訓としていくかを考察する学習にチャレンジしている。学習を通して日本史や古典の学習と連動した横断型学習ができた。また、過去の疫病対策と現在の新型コロナウイルスの問題や、令和3年7月の熱海伊豆山の土石流の問題など、タイムリーな話題にも触れて過去の歴史災害を身近なものととらえることができた。
しなやかwithコロナ賞
2022.01.13
京都府立東稜高等学校キャリアコースライフマネジメントクラス
- 令和3年度
- しなやかwithコロナ賞