本校では北海道胆振東部地震が発生した2019年9月6日「『むかわの記憶』~守ろう わたしの命 あなたの命 つなげよう9.6 あの日のわたしと未来のわたしたち~」をスローガンに防災教育を進めてきた。
そこで①「風化」させてはいけない震災の記憶の学校と地域での共有②「いつも」が「もしも」につながる防災教育 ③「参加」から「参画」をめざした防災教育に取り組んできた。
震災の記憶を共有するために、防災集会、防災講話、住民参加のハザードマップ学習、DIG学習、HUG学習、そして防災リンピック等を行った。
また、「いつも」の授業に防災の視点を取り入れた授業で「もしも」に備えた教育カリキュラムを構築した。
そして、何より子どもたちが被災経験に「自分ごと」として向き合い、震災の記憶をつないでいく主体となるために、東日本大震災で当時同じ中学生だった東北の被災者の方からお話を聴いたり、東北を修学旅行で訪れたりした。