「もしもの時に備えて体験を重ね、防災安全を自分事として捉えられるための取り組み」として、寄宿舎の生活指導の中で大切にしている「食べる、寝る、排泄」の部分に視点を当て、年間を通して防災学習に取り組んだ。
①水の出ないトイレから停電を想像する
②防災の基礎:大雨・洪水について、避難所生活をイメージする
③防災の基礎:地震について
④停電体験、トイレに水を流す体験
⑤ドラム缶風呂体験
⑥避難所宿泊体験
⑦サバイバル飯炊き体験等、座学だけでなく、より実践的な学びをする中で困った中でも知恵や工夫を出し合う姿や集団で助け合おうとする意識がみられた。
防災を自分事と捉え、日頃から話題にしたり備えを意識したりしようとする姿勢が育ってきている。何より泊まりのある生活の中で継続的に取り組めたのは寄宿舎だからこそと言える。
いざという時に落ち着いて冷静に行動するためにも経験を重ねながら防災学習を継続していきたい。