西宮・尼崎の防災教育を考える会

 新型コロナとの戦いが始まり、約2年半が経過した。今年の夏には第7波が襲来、全国で感染爆発を引き起こした。

 医療体制が逼迫する今、家庭内感染をいかにして防ぐことができるかが、最重要課題の一つである。

 しかしながら、家庭内感染防止に関する感染者の具体的な対処方法、教訓が社会全体に共有されているとは言い難い。

 そこで、西宮・尼崎の防災教育を考える会では、コロナ第7波における2022年8月の本会共同代表曽川剛志(西宮市立夙川小学校教諭)の感染体験を基に、家庭内感染防止につながる防災教育教材を作成しようと考えた。

 具体的には、曽川の実体験を防災ゲーム「クロスロード」の形で表現し、独自に見出した工夫や知恵、つまり「実戦知」についても、具体的に示せるようにと考えた。

 実践後の子ども達のふりかえりには、今後の備えに関する記述が多く見られたが、中には自分や家族の感染経験に関する記述もあり、取り組みの意義を強く感じた。

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