本校は,宮城県岩沼市の沿岸部にあり,東日本大震災では1mの津波が襲来し甚大な被害を受けた。また,いつ来るかもしれない津波に備え,新たな訓練を2つ実施した。
津波警報発表時の指定避難所として,本校が指定されている。校舎3階へ,本校生徒の他,地域住民や小学生等も避難してくるので,実際に校舎3階へ何名避難・収容できるかを確認するため,小学校が本校に第二次避難する合同訓練を行った。
また,10m超の大きな津波にも対応できるよう,校地外の避難場所も設定し訓練を実施した。10m以上の津波が1時間後に到達すると想定し,時間内にできるだけ遠くへ避難することを目指して,徒歩組は高速道路,自転車組は市民会館への避難を実施した。 これらの訓練を通して,小中連携のあり方や,地域との調整の難しさなどを感じた。今後は訓練の結果を岩沼市と協議し,命を守るためにどう行動するべきか考えていきたい。