はばたん賞

2025.01.07

ジュニア防災リーダークラブ

  • 令和6年度
  • はばたん賞

ジュニア防災リーダーを核とした松山市立全中学生防災教育の展開

松山市は人口50万人の街である。市立中学生は各学年4,000名程度である。防災まちづくりを展開するためには、中学生の防災教育が効果的である。そこで、毎年4,000名を超える中学生への防災教育の展開を企図して以下の階層的な取組みを行っている。核となるのは、ジュニア防災リーダーの育成である。ジュニア防災リーダーは、小中高生からなる市内全域の学校からの応募者と小学校や中学校で防災学習を受講した生徒である。前者が200名程度、後者を合わせて1,000名程度の児童生徒からなる。ジュニア防災リーダーの児童生徒は様々な総合的な防災学習に取り組む。一方、中学1年生4,000名を対象にマイ・タイムライン作成講義に特化して、災害からの逃げ遅れゼロプロジェクトに取り組んでいる。この講座の仕上げとして、「届け!命のハガキプロジェクト」を実施し、1万人近い保護者に早期避難の重要性を訴えるハガキ執筆プロジェクトが実施されている。