能登の安全を守り隊！ ～子どもの笑顔を守るためにできること～
「地域を元気にする」をテーマに令和２年度より総合的な探究の時間において活動に取り組んできた。奥能登で数年前より地震が多発していることから、防災に関する意識を高めていかなければいけないと感じたチームがあり、私たちにできる防災を考えることにした。自然災害に見舞われた地域ではどのような課題があったのかを調べ、被害を防ぐ方法を生徒と共に考えた。避難所となる場所の様子や近辺をあらかじめ３６０度カメラで撮影し、電柱に２次元バーコードとして貼り付けておくこと、震災後の子どもの居場所を確保するために、「こどもお助け隊」を組織して小さな子どもたちに安心できる場を提供するなど、高校生の視点からこれまでの課題を解決するユニークな発想を展開し、町役場にも提案することで防災意識を高める取り組みを行ってきた。震災後は県内外にも私たちの経験を伝えることで学外にも防災の意識を広めてきた。
