いわき市立好間中学校

 本校の学区は令和元年台風19号で甚大な被害を受けた。
 そこで、市危機管理課の支援事業と連携し、本校をモデル校として総合的な学習の時間において防災教育を実施した。

 1学年「防災ハンドブックの作成(自助)」、2学年「地域防災マップづくり(公助)」、3学年「避難所開設運営訓練(共助)」をテーマに防災教育を実施した。

 実際に町歩きをしたりや防災マップの確認作業をしたりする活動を通して、自分の町を詳しく調べることができ、防災・減災に対しての意識を向上させることができた。

 また、地域が災害リスクが高いことを理解することで、自分の身を守るための知識を得ただけではなく、「学習したことを地域に役立てたい」「自分を人のために役立てたい」といった考えを持つ生徒を多く見ることができた。

 このように、防災教育を体験した中学生が地域のコミュニティの一端を担い地域に貢献しようとする意識を高められたことは大きな成果であった。
 

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