本校は,「持続可能で,安定した日常としての防災教育」をテーマに,防災教育を実施している。
日常の学校教育活動全体に防災教育を組み込むことで,児童にとって防災は特別なものではなくなり,非常事態にも冷静に対処できる姿勢が育ってきている。
ところがここ近年,新型コロナウイルス感染症の影響で,防災活動を縮小せざるを得なくなった。コロナ禍の中でどのように防災意識を高めていくのか,創意工夫が問われている。
そこで,オンラインによる集会や講演・交流をいれたハイブリットの防災教育を行ってきた。オンラインでは,いままで会うことの難しかった遠方の方や専門家との交流も可能となり,交流の幅が広がった。
感染症対策を講じながらの防災教育は,私たちが命の尊さを再確認するきっかけとなった。「災害は待ったなし,今できる最善を尽くす」,ピンチをチャンスに変え,津乃峰小学校は今後も持続可能な防災教育を推進していく。