独立行政法人都市再生機構 理事・西日本支社長 田中 伸和

独立行政法人都市再生機構西日本支社長_田中 伸和

 今回は誰もが経験したことのない新型コロナウイルス感染症下において、様々な活動が制限されたことにより、学校や地域で防災教育や防災活動に取組むこと自体も非常に困難を極めたことと思います。

 その状況下にもかかわらず、応募数は前回の118校・団体を大きく上回る144校・団体となったことは、ひとえに皆さんがどのような状況下であっても、防災について真剣に向き合っている結果だと思います。

 感染症蔓延前に計画していた取り組みは、軌道修正を余儀なくされる中、様々な工夫を凝らしたことで、過去から行ってきた取り組みだけでなく、これまでにない新たな防災活動や感染症対策に取組まれたことを確認できました。
改めて皆さんの柔軟な対応や発想を実感することができました。

 また、特別賞においては、大規模災害が発生した際に被害を減らすと同時に、復旧までの時間を短くすることにより、社会に及ぼす影響を減らす「縮災」の考え方に繋がる取組みを表彰する「URレジリエンス賞」を前回より新設しましたが、今回も数多くの「縮災」への取組みが見受けられたことから、日々危機感を持って取組んでいることを再認識しました。

 そのことも踏まえ、今回の「URレジリエンス賞」は前年より3校・団体増え、7校・団体の受賞となりました。

 この「縮災」の考え方についても、日々様々な防災教育や防災活動を積み重ねてきたからこそ、徐々に浸透してきているように思います。

 災害は、いつどこでどんな規模で発生するのかもわかりませんが、皆さんのこれまでの取組みは、いざという時に皆さんの中で役立つものとなりますし、これからの取組みも含めさらに地域を超えて広まることで、より多くの方々に役立つものとなると思います。

 これらの取組みをきっかけに、今後も防災教育や防災活動が新たな道を切り開いて進んでいくことを期待します。

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