青森市立東中学校

 平成26年より9年間、地域と学校が一体となった避難所運営訓練を実施。

 地域に住む防災士、消防団員、警察官、民生委員、東中おやじの会、PTA、学校運営協議会などが中学校と連携し運営委員会を組織、避難所運営を通して中学生自身が防災の知識と心構えを学び、自らの役割とともに地域を守り支えていく自覚を育てている。

 今年度の東中学校モデルとしての避難所運営は、新たな生徒の創意工夫による廃材活用のパーテーション設計を生徒同士の評価や意見が活きた成果となった。

 訓練は「地域の人や避難してきた人が安全で安心できる避難所を作る事が大切」という共通した防災意識の向上につながり、コロナウイルス感染症拡大防止対策をしながら9年間継続した取組として、学校と地域がより身近になり、防災体験は「地域の文化」として定着している。

 私たちにとって「災害時に誰ひとり取り残さない避難所運営」は、常に地域の最終目標である。

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