和歌山県立和歌山商業高等学校

 商業専門科目「電子商取引」の学習の中で、4年前から継続して「南海トラフ地震に対する防災・減災」をテーマに取組を続けている。近隣校や施設等と連携し、被災時により困難が予想される災害弱者に焦点をあて、課題解決に向け次のプロジェクト別に行っている。(1)防災植物の見つけ方と調理法紹介動画制作(2)被災時に用いるコミュニケーションツールの開発(3)防災設備の活用法紹介動画制作である。事前学習で防災士や日本防災植物協会の協力を得て対面・オンラインによる講演を受けた。避難所運営ゲームHUGや防災教育教材EVAG等を活用し、災害時の避難から避難所生活まで見越したシミュレーションを行い具体的な課題について考察した。「成果」は防災減災に対する「自分事化」である。継続して多様な地域の人々と関わることで、主体性・積極性や専門科目の学習意欲の涵養、地域の人々との相互理解が深まりつつある。

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