URレジリエンス賞

2025.01.07

伊丹市立伊丹特別支援学校

「みんなで繋ごう“命”のバトン」 ~本校のBCPと防災教育について(3年間の軌跡)~

  • 令和6年度
  • URレジリエンス賞

「みんなで繋ごう“命”のバトン」

~本校のBCPと防災教育について(3年間の軌跡)~

本校では、「BCP(事業継続計画)」の策定と防災のエッセンスを織り交ぜた授業の取組を行っている。BCP策定は、災害備蓄品の準備や自他の生命を守る環境の設定という発災前の取組、災害の規模や周囲の環境を考慮して行動する発災時対応、福祉避難所運営や日常生活への移行という発災後の動きを連続して捉えている。児童生徒は元より対応する大人も心身共に安全に、安心して過ごせるようなシステムの構築に取り組むことで、「逃げて終わり」の防災対応ではなく、その後の生活まで見通した取組になってきた。防災教育については、年に1度「防災デイ」を設け、防災を意識した授業実践を行っている。防災の観点を特別視するのではなく、普段の学習=防災学習となるように取り組んでいる。この取組を継続して行ったことで、災害が起こったと想定した場合でも、教師は元より児童生徒も楽しみながら心身共に安全に、落ち着いて行動できるようになってきている。

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◎活動テーマ/「みんなで繋ごう“命”のバトン」 ~本校のBCPと防災教育について(3年間の軌跡)~