だいじょうぶ賞

2022.01.13

大阪市立白鷺中学校

  • 令和3年度
  • だいじょうぶ賞

大阪市立白鷺中学校は「思いやり」と「そうぞう力」を持ってつながりを大切にした防災教育を実践している。コロナ禍で活動が制限される中、「できない」と嘆かず生徒と共に「できる」を探し様々な取り組みを行なっている。「白鷺防災デー」は全校生徒、教職員、保護者、地域、関係諸機関が協働して防災活動に取り組む自助・共助・公助を学ぶ「場」である。「白鷺プラス防災手帳」は2018年に生徒手帳に入るサイズからスタートした取り組みで2020年は地域約9000世帯に配布することができた。2021年は小学生向けの手帳作成を進めている。白鷺プラス防災手帳は防災・減災の啓発だけでなく学校と地域をつなぐ役割を果たした。オンラインを活用した被災地の方による防災講話、全国の中学生・高校生との交流は生徒の「防災を自分事」とする意識向上につながった。今後も防災教育において「人と人をつなぐツール」としてICTを積極的に活用していく。