平成22年度，夜間定時制であることによる「時間の壁」，小規模であることによる「規模の壁」を発想の転換でメリットや特色として捉え，地域や社会との絆を深めるために，本校の愛称である「池定（いけてい）」と地域貢献への決意である「まもり」を名称に込めて，「池定・地域まもり隊」を結成した。

　地域の高齢化の問題や，夜間定時制特有の登下校時や学校生活での被災の危険性を踏まえ，災害発生時やその後の生活に於いて適切な意志決定や行動選択ができるとともに，自他の命を大切にし，安全で安心な社会づくりに貢献することを目標に「誰かのために何かをしたい」「できることからコツコツと」を活動の理念のもと，防災啓発や防災学習等を通して，自他の命や安全を確保するために行動する力，試行錯誤しながら災害を乗り切る力，助け合えるコミュニティーを構築する力等を身に付け，自分たちが実行できる活動を日々模索しながら社会貢献活動を行っている。