兵庫県知事 齋藤 元彦

 自然の脅威やいのちの尊さ、ともに生きることの大切さなどを考える「防災教育」を推進し、安全安心な社会の実現をめざす子どもたちの活動を顕彰する1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」。
コロナ禍のなか、学校や地域での活動には難しい面もあったと思いますが、全国から110もの優れた取組の応募があったことは嬉しい驚きでした。

 オンラインを活用し、被災地の方々から実際の被災体験について話を聞いた皆さん。過去の災害を踏まえた啓発動画や、防災豆知識をまとめた冊子などを作成した皆さん。防災・減災をテーマとするゲームを取り入れ、楽しみながら学びを深めた皆さん。
どの取組も、皆さんが防災・減災に真剣に取り組まれていることが、ひしひしと伝わってくるものばかりでした。本当に頼もしい限りです。

 災害はいつ、どのように発生するか、予測することが困難です。だからこそ、過去の災害の経験や教訓を「伝え」、これからに「活かし」、南海トラフ地震など次なる災害に「備える」ことが大切です。
 これからも、若い皆さんが率先して防災・減災活動に取り組み、安全で安心な社会づくりを力強くリードしていかれることを期待しています。
 そして、ぼうさい甲子園を通じて、家庭や地域など、あらゆる生活の場面で、一人ひとりが防災・減災について考え、行動する「災害文化」がさらに広がっていくことを願っています。

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